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CRT iMacだってDVDマルチ!

Others Vol.003

Cubeユーザーならご存知の方も多いかもしれないが、iMacのスロットインドライブ(DVD-ROMまたはCD-R/W)はCubeと同じ規格のものが使われている。
ということはスロットインマウントキットを使えばCRT iMacでもDVDマルチドライブが搭載できるのではないかと考えてしまうのは極自然な発想である。
現時点で積極的にCRT iMacをDVDマルチドライブ化したいと考える人がそう多くいるとは思えないが、可能性があるものには試してみたい。

 

■Step 1

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先ずはiMacを開腹する。ドライブ類が見えるようになるまでは10分程度の作業であり、それほど難しくはない。
IDEケーブルコネクタの接続状態を確認するとケーブルコネクタはロジックボード(50ピン)→光学ドライブ(50ピン)→HDD(40ピン)という特殊な形態でつながっている。
しかしながら、50ピンコネクタの左端10ピン分は単に電源供給に使われているように見えるので、右側40ピンは通常の40ピンIDEケーブルであると推測する。

 

■Step 2

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そこで新たに用意したのがスマート形式のIDEケーブル(40ピン)と2又電源延長ケーブルである。スマート形式のIDEケーブルを選んだのは取り回しの良さでフラットケーブルより優れているからである。

 

■Step 3

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iMacのドライブマウンタを取り外し、元のCD-R/Wドライブをマウントキット装着済みのUJ-815に交換してみると予想通りマウント位置には問題ない。
使用したUJ-815はスレーブ固定設定なので、HDDはマスター設定のままにしておくことにする。(UJ-815がマスターの場合はHDDをスレーブにする)

 

■Step 4

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IDEケーブルのロジックボード側コネクタは突起を削り落とし,コネクタの右端に寄せて差し込む。(この時UJ-815側のIDEコネクタも向きに注意して差しておく)

 

■Step 5

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iMacドライブマウンタを元の位置に固定し、電源延長ケーブルをUJ-815とHDDそれぞれに接続する。(HDDのIDEケーブルも忘れずに接続)
やや窮屈にはなるがドライブの隙間に余ったケーブルを収めておく。(IDEコネクタの向きが逆だったりすると直すときに手間なので動作確認するまでは、iMacの下部カバーは外しておきましょう)

 

■Step 6

動作チェックのためにiMacを起動。OS(10.3)が完全に立ち上がりシステムプロフィールをみるとしっかりUJ-815が認識されている。念のためにメディアの挿入、排出もテストしたところ問題なし。
ドライブをOSに対応させるべく、Patchburn II をインストールして再起動。
ファインダーからの書き込み、iアプリとの連携も可能になったことを確認し、徐に下部カバーを取り付けて姿を元どおりにすればDVDマルチドライブ化の完了である。

 

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iMac G5が発表され、もはやCRT iMacは2世代前のモデルとなってしまった。
しかしながら、丸みのある愛らしいデザインはCRTマシンであっても今も古くささを感じる事は無い。
(なにげなしに入った店にCRT iMacが置いてあるとちょっとうれしかったりしませんか?)
今回使用したiMac CRTは後期型はCPUの速度も600Mhzあるため、OSX10.3でもメール、WEB等の通常用途には十分耐えうるスペック。しかも、ファンレスマシンなので非常に静かなのである。(これってポイント高い)
単に懐古主義というわけではなく、DVDマルチドライブを取り付けたCRT iMacは使える現役マシン。まだまだ活躍してもらいたいものである。

 

 

※UJ-815の性能、OS、iアプリへの対応詳細は [Cube DVDマルチドライブ化のススメ] を参考にしてください。

※残念ながらiDVDはG3マシンでは利用できません。