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2008年12月 3日

PowerMacG4 MDDの電源交換修理

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PowerMacG4 最後のモデルがMDDであるわけですが、最終機種(MDD 2003)からは、すでに5年の年月が経っております。Intel Macから考えると古いMacと認識せざるを得ませんが、MDDはOS9がネイティブ環境で使えるMacとして、いまだに需要があるのも事実です。
実際のところ、spiricaでもMDDに関する作業は多く引き受けます。
そのなかでも断然多くお問い合せをいただくのは、突然に電源が入らなくなる症状です。
ほとんどの場合は電源ユニットの故障が原因で、交換すればまた元気に稼働します。

少し前までは電源ユニットの手配に苦労していたのですが、ここしばらくは安定して手に入るようになりました。
MDD不調の際には是非ご相談下さいませ!

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2008年8月26日

今一度ご確認を。

使用中に突然フリーズしたり、電源が落ちたりしてとにかく不調なので診て欲しい。とのことでお預かりしたPowerMacG4。検証してみたところ電源のファンが回っていませんでした。
ファンが止まると筐体内部や電源ボックスの排熱ができなくなり、各パーツの耐熱の許容範囲を超えてしまうので、コンピューター自体の動作が停止します。
実は、ファン故障が原因による修理依頼は夏場になると多くなり、今月も何台かファン交換を作業を行いました。ファンが停まっていたのは電源内部ファンだけでなく、ビデオカードのファン、CPUのファンの場合もあります。
おそらくファンが故障していながらも状態には気付かずご利用され、利用環境の気温が上がってきたとともに不具合が発症しているものと見受けられます。

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ここ最近Macがフリーズしたり、動作がおかしいなど、思い当たる節がありましたら今一度、Mac内部の各ファンが止まっていないかをご確認下さいませ。

2007年8月21日

CPUのスポット冷却

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最近暑くなったせいか、動作が不安定で困っているとのことで、検証作業をご依頼いただきました。
機種はQuickSilverですが、CPUはSonnet 1.6GhzDualにアップグレードされています。
ご使用の方はご存じかもしれないですが、このCPUカードは7447を採用しているものの、発熱はけっこう高めです。(冷却ファンが小さくて1つであるせいなのかも)
たしかに、夏場ともなるとヒートシンクはさわれないほど熱くなっています。
動作不安定が発熱によるものかどうかはまだわかっていませんが、ひとまずCPUの冷却を促進するためにファンを増設しました。

QuickSilverはCPU周りのスペースが非常にタイトなので、通常のファンは増設が難しい状態です。そこで今回は狭いスペースでも対応できるシロッコファンを取り付けることにしました。

取り付けはロジックボードの取り付けねじ穴にスペーサーを挟んでネジ止めしています。
風の当たる部分にはヒートシンクも増設しておきました。

動作音はやや増したものの、冷却の効率は確実にアップしているようです。
(いまのところ動作不安も見受けられません)

CPUの発熱が気になる方は夏場だけでもスポット冷却を試してみてはいかがでしょうか?

2007年8月 7日

ポリタンG3、成り上がる。

PowerMacG3 (450Mhz)のアップグレード作業を行いました。
アップグレード内容は下記の通りです。
CPU:G3 450Mhz→Sonnet Encore/ZIF G4 1GHz/1MB
メモリ:512MB(256MBx2) 追加
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CPUの交換方法については、07月17日のエントリーで紹介したPower MacG4(PCI)のアップグレードと全く同じになります。(手抜きですみません・・・)
ただし、元がG3であることを考慮するとアップグレードマージンはより一層大きいですね。
G4 1GhzともなればOS9ではスイスイ動きますし、OS9ネイティブ環境がまだまだ必要な方には、十分メリットのある選択肢だと思います。
行き場のないG3ポリタンがございましたら、是非一考くださいませ。


そういえば、今夜Appleからの発表がありますねぇ。果たしてリニューアルMacはでるのか?非常に楽しみです。

2007年7月17日

初代PowerMacG4のアップグレード

PowerMacG4(PCIモデル)のアップグレードを行いました。

PowerMacG4は写真加工や画像加工に使用しているが、OS9ネイティブの環境でないと使えないソフトがあるので、現状のシステムでなるべくパフォーマンスアップさせてしばらく利用したい(2年ぐらい)というご依頼をいただきました。

ご存じのかたも多いかと思いますが、初代PowerMacG4(PCI)はPowerMacG3(青白)の機構を受け継いだ部分が多くあるため、G4で利用できる主流のCPUアップグレードカードは適用できません。
そこで今回は現状利用できる内で最高スペックであるSonnet Encore/ZIF G4 1GHz/1MBを使用したアップグレードを提案させていただきました。(同CPUカードはベージュ/青白G3にも使用できます)
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元のCPUカードから比べるとファンがついて、いかめしい感じではありますが、形状にそそられるものがあります。(sonnetの紫ヒートシンクもわりに好きなのです)
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CPUカードに直接電力を供給するコネクタが特徴的です。(ケーブルは付属しています)

作業的にはとくに難しいところはないですが、CPUアップグレードカードを交換する前にSonnet CPU用のファームウェアパッチをあてる必要があります。(G4本体のファームウェアが古い場合はもう一段前にG4オリジナルのファームウェアアップデートが必要です)

肝心のアップグレード効果ですが、やはりクロックが倍以上になったのと1MBのバックサイドキャッシュが効くことで、元の状態から比べるとずいぶんキビキビ動くようになります。
OS9のアプリケーションは実用的な速度で利用できるレベルであると思います。(メモリも512MB追加しているせいもありますが)

PowerMacG4の中でもPCIモデルはマイナーな存在ではありますが、ちゃんと延命、活用の手段はあるのです!
眠ってるPCIモデルがありましたら是非、ご検討ください!

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2007年6月22日

CPUは一刀流 or 二刀流?

シングルCPUとデュアルCPUではどっちを選んだ方が良いですか?というお問い合わせを時折受けるのですが、アプリケーションなどの利用用途によって利点が違ってくるのでなかなかうまく説明できないことがあるのです。

今日はそんなもどかしい部分をちょっとでも晴らそうと思い、簡単なテストを行ってみました。

対象のCPUはGigadesignsの 1.5Ghzシングルと1.4Ghzデュアルです。どちらもコストパフォーマンスが良くて人気のあるCPUです。

テスト環境はPowerMacG4 AGPモデルで、CPUのみを交換しました。OSX10.4.9 、メモリは1GB、光学ドライブはDVR-111、ハードディスクはSeagate Barracuda 7200.9 120GBです。

行ったテストは下記の3つです。(簡易的ですみません)

・iTunesにて46分3秒(468MB)のCDをAAC 128kbpsで読み込む時間。

・Cinebenchでのレンダリングテストを行い、完了までの時間。

・電源ボタンを押してからデスクトップのアイコンを表示しきるまでの起動時間。

CPU

iTunesエンコード

Cinebench

レンダリング

起動時間

Gigadesigns 1.5Ghz

シングル (7455)

3分38秒

2分36秒

46秒

Gigadesigns 1.4Ghz

デュアル (7455)

4分28秒

1分29秒

41秒


1.4Ghzデュアルは起動時間とCinebenchのレンダリングで勝りますが、なぜかiTunesのエンコードが1.5Ghzシングルより50秒も遅いです。
おやっ、と思い何度かやり直したのですがほぼ同じ結果となりました。

結果からはGigadesignsのDualCPUはiTunesエンコード処理が得意でないのがわかります。なんでこうなるかは正直わからないですが、iTunesエンコードの時間を短縮したい人はシングルCPUを選択した方が良いかもしれないです。

ちなみにCubeのシングルアップグレードカードの結果は下記のエントリーを参照してください。
Giga vs Sonnet Cubeの場合

これを見るとレンダリングの性能はDualCPUが圧倒的に有利なようです。
(アプリケーションがマルチCPU処理に対応していないとダメですが)

なんだかた余計に迷う結果になったなんて言わないでくださいね・・・

2007年5月 8日

最後のG4プロセッサ7448

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GWあけましておめでとうございます!(休みぼけがちょっと残っておりますが気合いで)

本日はPowerMacG4 QuickSilver(867MhzDual)のCPUアップグレードの作業を行いました。
ご依頼はQSの現環境でなるべく処理速度を上げたいという内容です。
今回CPUアップグレードに使用したのは最後のG4プロセッサ搭載のNewer Technology MAXPower G4/7448 Dual 1.73GHzです!(本当は最速をご希望だったのですが1.8GhzDualは在庫がなかったのです)

取り付けについては他のCPUアップグレードカードと大差はないですが、CPUカードに補助電力を供給するために電源コネクタを接続する必要があります。(QSはCPU周りにスペースが少ないので電源コードの取り回しにご注意を)
また、7447,7445のプロセッサと同様にファームウェアにパッチを当てる作業も行います。

パフォーマンスについては、1MBのL2キャッシュが効いているせいか、7447のプロセッサよりもキビキビ動くような気がしますねぇ。
iTunesでのエンコードテストを行ってみたのですが、46分3秒(468MB)のCDをAAC 128kbpsでエンコードし、 2分58秒で完了しました。
前回のエントリーと比べてみても、Intel Core SoloやCore Duoにも匹敵する処理能力です。

CPUカードのファンの音が結構大きめなのがちょっと気になる点ですが、PowerMacG4の環境でとにかく性能をMaxまであげたいという方にはオススメのアップグレードカードではないかと思います。

2007年3月19日

PowermacG4 MDD をDual 1.6Ghzに。

先日PowermacG4 MDD のアップグレード作業をおこないました。

仕事上OS9起動マシンがまだ必要で、現環境のままパフォーマンスをあげたいのだけど、OSXも使っていきたいというご依頼をいただいたのです。

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2006年8月 9日

くあっど!なMacPro。

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でましたMacPro!
筐体のデザイン(いわゆるガワ)は変更されていませんが、
中身の構成はがらっと変わっています。
まず、不評だったハードディスクの搭載数が4つまでと拡張されています。
しかもディスクアレイみたいになってて格好良い!
注目のCPUはIntel Xeon 5100“Woodcrest”2基でQuad仕様。
CPUの選択は開発のスケジュールを考えても妥当だったと思いますが、
やはりMacProというネーミングにふさわしく、
「PCとは違うのだよ。PCとは。」
という意気込みを感じます。
メモリーもFully Bufferedのものを採用するなど、今後のMacProは
高信頼、高性能なPro用のツールとしてアピールしていくの
ではないでしょうか。

しかし、Fully Bufferedのメモリってすごく高いんですね・・・

Apple-Style

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