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MacBook Air (初代)のSSD化

毎日のように持ち歩き、仕事でばりばり活用しているMacBook Air。使い込んでいるうちにどうもOSの起動や反応の鈍さが目立つようになってきたので、何とかしたいというご相談を受けました。
ご使用されているMacBook Airは 1.8インチの80GBハードディスクモデルです。このハードディスクはiPod (第5世代)に内蔵されていたものと同型で4200回転ということもあり、速度とレスポンスでは不利な面があります。
そんな弱点を改善するには・・・やはりお約束のSSD化を提案させていただきました。
IMG_0023.jpg

意外と知られていませんが初代MacBook Air のストレージ規格はPATA接続です。1.8インチ(5mm厚)でZIF端子のSSDは選択肢が非常に少ない状況ですが、価格と性能(読込速度80MB/s、書込速度45MB/s)のバランスを考慮して今回はPhotoFast G-MONSTER PF18Z64GSSDZIFをセレクトしました。容量は最大で64GB、モバイル用途で割り切れば必要十分と言えます。
IMG_0028.jpg


MaBook Air の開腹はネジも少なく比較的簡単ですが、ハードディスクユニット部分には隠しネジがあったりするので注意が必要です。(フィルムケーブルも切らないように)
IMG_0027.jpg
内蔵されていたハードディスクはSamsung製です。
用意したPF18Z64GSSDZIFを同じように接続して元に戻します。
IMG_0032.jpg
さっそくシステムディスクから起動し、ディスクユーティリティでパーティションを切ろうとしたのですが、SSDが認識されません。コネクト部をよく確認し、何度か試すも結果は変わりません。
認識すらしないのはおかしいと思い、WEBをさ迷い調べてみると、どうやらPF18Z64GSSDZIFはZIFコネクタが特殊らしく、通常とはフィルムケーブルの接続が逆さまになるという記述を見つけました。
そこで、先ほどとは表裏を反対にしてコネクタを接続したところ、正常に認識されるようになりました。
IMG_0036.jpg

これで一件落着と、OSX10.5 Leopardのインストールを進めたのですが、何度やってもインストール中にエラーが発生して完了できないのです。
これまたおかしいと思い、再びWEBをさ迷い調べてみると、すでにPF18Z64GSSDZIFをMacBook Airに搭載した先人がいました。その方のページによるとMacBook Airの場合はPF18Z64GSSDZIFのファームウェアをアップデートする必要があるとのこと。さっそくPF18Z64GSSDZIFの販売元のページへ行くとファームウェアアップデートがありました。アップデート方法を読んでみると、なんとフロッピーディスクからMS-DOSを起動して、アップデータを実行すると書いてあるのです・・・
もちろん、フロッピー起動できるWindowsパソコン(すでにごみ)なんて持っていません。でも、ここまで来たら引き返せないので急遽知り合いからごみ、いや、古くて味のあるWindowsパソコンを貸してもらいました。
SSDのファームウェアアップデートを行ったあと、MacBook Airに組み込むと、今度は問題なくOSX 10.5 Leopardがインストールできました!
IMG_0035.jpg

かなり回り道をして手こずりましたが、作業が無事完遂できてよかったです。(もっと下調べをしておけば良かったと反省してます)

SSD化の後のXbench結果です。

Results 35.43
System Info
Xbench Version 1.3
System Version 10.5.6 (9G55)
Physical RAM 2048 MB
Model MacBookAir1,1
Drive Type PHOTOFAST18ZIF 64GB PHOTOFAST18ZIF 64GB

Disk Test 35.43
Sequential 43.37
Uncached Write 40.64  24.95 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 45.48  25.73 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 26.46  7.74 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 127.81  64.24 MB/sec [256K blocks]
Random 29.94
Uncached Write 9.36  0.99 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 44.65  14.29 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 811.50  5.75 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 320.56  59.48 MB/sec [256K blocks]

PATA規格なので激速というわけにはいきませんが、ランダム時の値が大幅に向上しています。

起動時の動画はこちら (さわやかな鳥の鳴き声入り)


起動時の重たさもかなり改善されています。

MacBook Air 発売当初はSSDモデルの価格が388,400円と高額だったので、ハードディスクモデルに抑えた人も多かったのではないでしょうか。
SSDの価格が下がりつつある今、MacBook Air(初代)を快適にするチャンスかもです。
(PF18Z64GSSDZIFのファームウェアアップデートがやっかいですが・・・)

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» MacBook AIr に SSD 載せかえ 送信元 dh memoranda
MacBook Air を使い始めてから1年あまり。SSD 化してみました。みごと、静かな MacBook Air に生まれかわりました。... [詳しくはこちら]

コメント (4)

tamai:

初めまして。
いつも楽しくブログ拝見させていただいております。
今回のMacBookair SSD化、丁度検討しておりました。
情報がなく、諦めかけていたところです。
いきなりで恐縮ですが、スピリカさんにこの作業を依頼するとどのぐらい工賃がかかりますでしょうか?
(ファームウェアのアップデートにMSDOSが必要なんて、素人には厳しい内容です・・)
ご確認のほどよろしくお願いいたします。

イシダ:

こんにちは。ごらんいただき、ありがとうございます。
作業費用は10,000円で承れます。(SSDは含みません)

その後調べてみると、PF18Z64GSSDZIFは新しいロットであれば新ファームウェアにアップデートされているようです。
http://ssdlaboratory.jp/shopdetail/001009000004/brandname/
ご検討くださいませ。

Tomo:

はじめましてこんばんは

MacBookAirでのPF18Z64GSSDZIFの換装例を調べており
たどり着きました。

SSDの品切れで実際の作業にはなかなか入れなかったのですが、
先月末の再入荷品を入手し、私のMacBookAirもSSD化出来ました。

データの読み出しが速くなるだけでもう別物ですね…。


PF18Z64GSSDZIFは新しいロットですが、
私が手に入れたものは改修されたのか、
コネクターの向きがHDDと同じものになっていました。
元々のHDDと同じ向きで装着できるようになったみたいです。

マツオ:

いつも楽しみに拝見させていただいております。
スピリカさんのブログを参考にmacbookのSSD化にチャレンジして見ました。
快適になりすごく満足しているのですが、パラレルズでWinを使用する際にプチフリが頻発してしまいます。
何か解決法をご存じでしたら、ご教授下さい。
仕様は
Mac Book 2GHz
Transcend のMLC SSD 128GB(SATA)
です。

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