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超速!?SSD Intel X25-MをMacで使う!

一部マニアの間で話題騒然のSSD、Intel X25-Mが先週末に発売されました。
このIntel X25-MはMLCタイプのフラッシュメモリドライブで、最大データ転送速度がリード時240MB/s、ライト時70MB/sと公称される、現状で最速のSSDです。(Intel X25-Mの詳細はこちらこちらでどうぞ)

一部マニアであるイシダはうっかり入手してしまいましたのでさっそくMacでテストを行いました。

intel%20X25-M%20%28Disk%20Utility%29%20.jpg

テストはたいそうなものではなく、ハードディスクとSSDでは起動がどのように異なるのか、ざっくりとした使用感を確かめる程度です。

テスト環境はハードディスク(7200回転)とSSDにそれぞれOSX 10.5 Leopardを新規インストールし、10.5.5にアップデートしました。余計なアプリをインストールしていないのでプレーンな状態です。
一応デスクトップマシンとノートブックでの違いも見たかったので、テスト対象機にアップグレード済みのマイMacminiと友人のMacBookProを用意しました。

まず、起動時間のテストとしてログイン時にsafariが起動するように設定し、ブラウザがページを表示するまでの時間をハードディスクとSSDで比較してみました。

SSDで大幅な起動時間の短縮を期待したのですが、結果はハードディスク(7200回転)の方が短時間で起動します。機種によって何かボトルネックのあるのではないかと思ったのですが、Mac miniでもMac Book Proでも同様に約10秒ほどハードディスクの方が速く起動します。

実際の動画をご確認下さい。(高画質バージョンはこちらで)

Macmini  Core2Duo 2.33Ghz 100GB HDD 7200rpm

Macmini Core2Duo 2_33Ghz 80GB SSD (Intel X25-M)

MacBookPro CoreDuo 1_83Ghz 100GB HDD 7200rpm

MacBookPro CoreDuo 1_83Ghz 80GB SSD(Intel X25-M)

しかしながら、起動時間はハードディスクが早いものの起動プロセスが終わった後は明らかにSSDの方が反応が速く、キビキビと動作します。動画をよく見みるとsafariが立ち上がる際にハードディスクではDock上で2バウンドするのに対し、SSDは1バウンドであることがわかります。

Xbenchでもテストしましたが、数値上でも圧倒的にSSDの方がパフォーマンスが高いです。

100GB HDD (7200回転)での結果
Disk Test 39.83

Sequential 73.89
Uncached Write 77.55 47.62 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 77.39 43.79 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 58.79 17.20 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 88.42 44.44 MB/sec [256K blocks]

Random 27.27
Uncached Write 8.69 0.92 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 83.14 26.62 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 88.51 0.63 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 121.18 22.49 MB/sec [256K blocks]


SSD Intel X25-Mでの結果
Disk Test 207.12

Sequential 133.54
Uncached Write 122.37 75.13 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 114.45 64.76 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 109.93 32.17 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 253.22 127.27 MB/sec [256K blocks]

Random 461.30
Uncached Write 563.81 59.69 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 208.13 66.63 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1941.69 13.76 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 633.78 117.60 MB/sec [256K blocks]

SSDの速度以外でのメリットといえば、駆動パーツが無いため、非常に動作が静かです。(ほぼ無音)また、発熱も非常に低いので消費電力も抑えられます。(バッテリーの持ちも良くなるはず)MacBookProで30分ほど動作させた後に本体から取り出しましたが、ドライブ表面の温度はほんのりと暖かい程度でした。やはりデスクトップで利用するよりもノートブックでの利用の方がSSDの恩恵を受けられるようです。

今のところ、SSDはややコスト高ではありますが、性能面だけではなく実用的な面でも十分ハードディスクに変わるものであることを実感しました。
SSDの生産にIntel本気でが参入したこともあり、今後近いうちにノートパソコンでのストレージメディアにおいてパラダイムシフトが起こるのではないでしょうか。

それにしても何故、OSX Leopardの起動はハードディスクの方が速いのか理由がわかりません。
速いとは言え、シーケンシャルの読み取りでは127.27 MB/secと公称値の半分ぐらいの数値なのも気になります。
(Windowsに最適化されているとか?MLCの特性とか?)
識者のご意見を求む!

追記:シーケンシャルの読み取りが127.27 MB/secにとどまるのはMacminiやMacBookProがSATA2規格に対応していないのが原因のようです。SATA1のの場合は最大転送速度が150MB/secなので上記の結果も頷けます。

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コメント (9)

おわん:

SSDはキューブに取り付け可能でしょうか?
消費電力が低いというところから、石田さんテストしてみては??

イシダ:

ATA-SATA変換アダプタを使えばCubeにも搭載可能になるとは思いますが、
ATAの最大転送速度(66Mb/sec)がボトルネックになってしまいそうです。
でも、SSDにすれば確かに消費電力は抑えられるはずなので、Cubeで使うのも面白そうですね。今度テストしてみます。

zo:

はじめまして。intel製のSSDの記事を読み漁って辿り着きました。
Macは持っていない為確認は自分では出来ていないのですが、DOS/VマシンではAHCIの設定項目があるようならばオフにするとSATA2.5のHDDよりも高速に起動するようです。
もしお持ちのMacにその設定項目があれば試されては如何でしょうか?

zo:

はじめまして。intel製のSSDの記事を読み漁って辿り着きました。
Macは持っていない為確認は自分では出来ていないのですが、DOS/VマシンではAHCIの設定項目があるようならばオフにするとSATA2.5のHDDよりも高速に起動するようです。
もしお持ちのMacにその設定項目があれば試されては如何でしょうか?

イシダ:

zoさま
コメントありがとうございます!
おそらくではありますが、コンシューマー向けのMacはAHCIには対応しておらず、設定項目も無いようです・・・(Mac Proにはもしかしたら対応しているかもしれないですが、未確認です)

ててれ:

確かインテルmacは全部ahciが標準だったと思いますよ。
OSx86という普通のpcにosxを入れるプロジェクトのサイトでahciを有効にしないとインストールでききないと読んだ記憶があります
ただウィンドウズ機で比べてもスピード面では大差ないそうですが・・・

yama:

もしかしてプチフリ。。。
Patriotでは発生しました。

川内:

私の方でも実験してみました。
http://robot.homu.net/2009/01/macbook-prointel-x25-m.html
結構良好な結果が出ています。ご参考まで。

umikaoru:

Intel SSDうらやましス。
ランダム性能の“異常”な高さがウリですよね〜。
他メーカーのは買う気しません・・・。

初代Airに入るZIFタイプを作ってくれインテル・・・

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