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水冷化のご感想・レポートをいただきました。

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港区在住T.T.さんよりPowermacG4 MDDの水冷化に関して、
ご感想・レポートをいただきました。

非常に丁寧で、わかりやすいご説明ですので紹介させていただきます。
これから水冷化してみようという方は是非ご参考にしていただければ幸甚です。
(T.T.さま、ありがとうございました!)

PowermacG4 MDD水冷化 (港区在住T.T.さんの場合)

8月某日。3年ほど付き合っているMac MDD G4 Dualのあまりのうるささに、近頃、
ほとんど起動させなくなってきたことに気づく。
このMac自体は、自分は好きで買ったものだし、愛着もあってなんとか我慢しながらも
使っていきたかったが、Win使いの奥さんの冷たい目に耐え切れず、騒音対策を模索。
Webをいろいろ当たっていると、Mac専門のサポート屋さんのSpiricaさんを発見。
水冷化も請け負っているとのこと。すぐさま連絡を取る。
当初、作業代行込みで見積もりを出していただいたが、予算的にかなり厳しく、
パーツだけ取り寄せていただいて、自分で作業を行う方向に転換。
ちょうど、「無料相談会」の機会を設けてくださっていたので、これ幸いと、
取り寄せていただいたパーツの受け取りがてら、作業手順のご指導を仰ぐ。


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作業前。Dual CPU用の巨大な空冷ヒートシンク。この積層板を、ファンからの
空気流が抜けてゆくことで、あの、あり得ないほどの轟音が発生している???
G5のように、Dual CPUを前提に設計された筐体ではないところに無理やりDualを
押し込んだところがそもそもの間違いか?ともあれ、まずは電源ユニット用8cmファン
2個とCPU用12cmファンを静音型に交換し、いよいよCPUの水冷化作業。


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ヒートシンクを取り外したところ。「本当に」CPUが二つ乗ったボードに初対面。
3年以上も使ってきて、これまではシステムプロファイラ等で「二個ある」ことを
確認するしかなかったので、ちょっと感激。しかし、CPUの接触面が元々塗られて
サーマルグリスで汚れているので、これはエタノールでふき取ってやる。


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CPUの接触面に、新たにサーマルグリスを塗りなおし、水冷用のアダプタも
エタノールでふき取り。


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CPUボードと水冷アダプタを組み立てたら、次は、水冷ヘッドも接触面に
サーマルグリスを塗って取り付け。サーマルグリスを塗る前の水冷ヘッド接触面は、
髭剃りにも使えるほどピカピカ。


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電源ケーブルと水冷ホースの仮取り回し。電源は、はじめ光学ドライブ下の
HDDドライブ側から二股ケーブルで取ってみたが、カバーを閉じるとどうしても
収まらないので、本体背面側のHDDドライブから取り直す。
水冷ホースも、はじめは、グラフィックカードの長手方向側から廻してみたが、
カバーを閉じると光学ドライブと干渉するので、グラフィックカードの短手方向から廻す。
結果的に、水冷ホースの本体内での必要長さが短くなり、本体外での取り廻しに
余裕が出て、結果オーライ。

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冷却液を廻したところ。緊張の一瞬。マニュアルには、Mac本体を立ち上げる
ことなしに、水冷ユニットのみに電源を廻して冷却動作確認をするよう記載
があったが、そのための仮配線のやりかたがよくわからなかったので、
通常配線のままMac本体を立ち上げ。結果、問題なくポンプ作動。
Mac本体に冷却液が廻っていく様は、まえにTVで見た人工心肺手術か人工透析のよう。。。

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Mac MDD G4 Dualの水冷化&静音化完成状態。冷却水ホースの取り回しが
一番の山場と聞かされていたが、Dual CPU MDDは、内部の配置が、
これ以前の機種のG4と異なるため、比較的素直に収まる。本体内部は、
空冷ヒートシンクが取り去られ、威圧感がなくなった感じ?ホースの繋ぎ目は、
かなりしっかりしているので、現時点で、漏水の不安はほとんどない。
(そもそも、万が一なにかあってもHDDさえ無事ならなんとか立ち直れるので、
あまり気にしないことに。。。)


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本体カバーを閉じて、水冷ユニットは、Mac背後の棚に収め、すっきり配置。
CPU用12cm静音ファンも稼動させた状態で、CPU付近の温度は41度C。
冷却性能的にも十分か。CPU付近の温度がリアルタイムに観察できるのは
なかなか楽しい。
というわけで、水冷とはいえ、上記12cmファンに加え、電源用8cmファン×2、
光学ドライブ用8cmファン×1、水冷ユニットラジエタ用ファン×2と、合計6つの
ファンが回っており、さすがに無音というわけにはいかないが、以前の激烈な
騒音に比べれば、圧倒的な静寂状態に。

さらに、Spirica石田さんに問い合わせたところ、ある程度涼しくなってくれば、
CPU用12cmファン、光学ドライブ用8cmファンは止めてあまり問題ないとの
ことなので、配線を抜いてこれらのファンを停止し、さらに静音化。
CPU付近の温度は47度Cで定常状態に落ち着き、ほぼ許容範囲。

=================
 というわけで、感想&御礼。。。
Spirica石田さんの丁寧な写真付き説明書や、適切なパーツのパッケージング
のおかげで、ほどんどつっかかりもなく、非常にスムースに作業終了しました。
ありがとうございました。
以前の騒音状態は、ほんとうにあまりにひどく、好きで買ったはずのMacが、
むしろ、だんだん疎ましい存在にすらなっていたので、これでまた愛情を
持って接してやることができそうです。
同時に、ディスプレイもCRTからワイド液晶に交換してみたので、
うちのMacもほんとうに生まれ変わったようです。
ほんとうにありがとうございました。


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