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2014年10月 アーカイブ

2014年10月10日

iPod大容量化、240GBの壁を越える。

5年前のエントリーで紹介したiPod大容量化の記事、240GBに容量UPすることが可能になり、多くのご依頼もいただいておりました。対応する240GBのハードディスクが入手できるうちはご依頼も受け付けていたのですが、ここ最近はハードディスクの市場在庫もなくなり、作業をお断りしている状況でした。(1.8インチZIF接続 IDE SSDは相性問題が多く高リスクです)
iPod Classic自体、2009年の160GBモデルから容量アップされることもなく生産は終了しています。

しかし、それでも大容量化の需要は止むことはなかったようで、お客様からmSATAの変換装置を使ってSSD化するという画期的なご依頼をいただきました。

ZIF-mSATAの変換装置iFLASH-SATAは海外のTARKANさんという方が開発して、WEBサイト(http://www.tarkan.info)でも販売されています。(現時点では40ドルで送料無料です)サイトではZif-CFの変換装置も販売されています

インストラクションの表記では現時点で対応確認済み mSATA SSDは下記の通りです。
Crucial M500  240GB,480GB
Samsung EVO/EVO840 256GB,500GB,512GB
 1TBのSSDでも認識されたそうですが、消費電力が激しくて現時点では現実的な利用は難しいようです。(この点は後の製品で解消されると思われます)

今回はCrucialの480GBで作業を行います。上がiFlash-SATAです。
1-1.JPG

iPodを開口してハードディスクと交換します。iFlash-SATAを収めた際にSSDが手前に向くように接続します。
(反対に取り付けると認識しません)
今回の作業に合わせてバッテリーも新品(580mAh)に交換しておきます。
2-4.JPG

交換して電源を入れると復元を要求されます。
3.JPG

MacにiPodを接続すると自動的にiTunesが起動して復元の画面が表示されます。
復元ボタンを押すと1回目はエラーになるのですが、iPodを再接続して再度復元を進めると自動的に復元作業が進みます。(初回の復元エラーは出る場合と出ない場合があります)
3-1.JPG

復元が完了して自動的に再起動されると無事に容量が増えています。

4-1.JPG

480GBでも実際の利用可能な容量は446GBです。
これまで240GBが限界でしたがmSATAが使えるようになったのはブレイクスルーですね。
5-1.JPG

交換後は曲の転送のテストを行いました。
28.5GB 4462曲のデータを転送するのに約20分かかりました。
446GBのデータを転送するのには5時間ちょっとかかりそうです。 

気になるバッテリーの持続性ですが、新品のバッテリー(580mAh)をフル充電して曲を連続でランダム再生したところ18時間30分再生できました。実用上は問題ないと言えますね。

240GBの壁を越えた超大盛iPod、大容量化を望んでいた方に大変オススメです!
(iFlash-SATAもこちらで取り寄せ可能ですので、ご相談ください)

*注意点*
大容量化に対応できるiPodですが、基本的にはiPod Classicの最終バーション160GB (Late2009) MC293(Silver), MC297 (Black)のみです。
上記以外のiPod Classic(80GB,120GB,160GB)でもiFlash-SATAによるmSATA取付は可能ですが、ファームウェアの制限で大容量SSDを付けても128GBまでしか認識できません。160GBでも初代機(通常より分厚い)は対応不可。

160GB (Late2009) 以外のiPod Classicでもファームウェアを置き換えて「Rockbox」化すれば128GBの壁を越えられるようですが、自己責任で対応願います。(こちらでもサポートできません)
参考記事 : 古いiPodが生まれ変わる! FLAC再生も可能にする「Rockbox」とは?(前編)
http://www.phileweb.com/review/article/201105/10/296.html


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